オフィスのビジネスフォンは通常デスクに置くのが当たり前。しかし、今やスマホがビジネスフォンになる時代。
そのサービスは「クラウド型ビジネスフォン」と呼ばれ、様々な分野で注目の電話システムなのです。
大きな特徴は、主装置の設置や配線などの工事が不要ということ。
従来のビジネスフォンで必要な導入費用が大幅に削減できるメリットがあります
そこで今回は、クラウド型ビジネスフォンの導入費用に注目して、サービス事業者6社で必要な導入費用をご紹介いたします。
目次
1、クラウド型ビジネスフォンサービス6事業者の導入費用紹介
従来のビジネスフォンは、ONU(回線終端装置)に主装置を接続して、そのあと各電話機に配線をすれば通話ができますね。
一方のクラウド型ビジネスフォンは、クラウド上に展開された主装置(PBX)にインターネット経由でアクセスして通話が可能になる。
そのため、クラウド型ビジネスフォンを利用するためにはインターネット環境が必須になりますが、一般的なオフィスはネットワーク環境を構築するので問題ないでしょう。
クラウド型ビジネスフォンを活用すれば、主装置の設置および設置や配線などの工事、さらには電話機の設置すら必要なくなり、従来のビジネスフォンと比べると大幅に導入費用が削減できるのです。
そこで、現在クラウド型ビジネスフォンサービスを提供している料金形態は明確な以下6事業者、簡潔に導入費用のみご紹介いたします。
- MOT/TEL
- BIZTELビジネスフォン
- ShaMo!
- 自由放題ビジネスフォン
- GoodLine
- ナイセンクラウド
MOT/TEL(モッテル)の導入費用
スマートフォンやパソコンに専用アプリ「MOT/Phone」をインストールすることで、ビジネスフォンの機能が使えるように。会社の規模に応じで3つのプランから選べます。
プラン | 内線数 | 初期費用 |
---|---|---|
スタンダード | 20内線 | 29,800円 |
ミドル | 50内線 | 39,800円 |
プレミアム | 51~100内線 | 57,800円 |
BIZTELビジネスフォンの導入費用
インターネット環境が整っていれば利用できるビジネスフォンサービス。
利用環境によって2つのプランから選べます。
プラン | 内線数 | 初期費用 |
---|---|---|
ライト | 40内線 | 50,000円 |
スタンダード | 80内線 | 300,000円 |
ShaMo!(シャモ)の導入費用
ShaMo!は、お使いのスマホに専用アプ゛リをインストールして利用し、iOS版/Android版アプリで用意されています。
初期費用は何と0円!
利用にあたっては、以下の月額料金が必要になります。
ユーザーライセンス料金:月額900円/1名
基本料金:月額1,500円/1社(10ユーザー以上なら永年無料)
自由放題ビジネスフォンの導入費用
お使いのスマホに専用アプリをインストールすることでビジネスフォンとして、インターネット経由で通話やメッセージ機能が利用可能に。さらに、社内メッセージ機能も完全無料で利用できます。
導入費用はこちらも0円!
利用にあたっては、月額料金:300円/1端末で利用が可能なほか、SIPフォン対応になっています。
SIPフォントは、携帯電話で使われるVoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)技術を利用して通話を行う電話です。
GoodLine(グッドライン)の導入費用
お使いのスマホに専用アプリをインストールすればビジネスフォンとして利用可能に。また、稼働状況を常にモニタリングし、全拠点でリアルタイムに情報共有ができます。会社の規模に応じで3つのプランから選択可能。
プラン | 内線数 | 初期費用 |
---|---|---|
GoodLine SOHO | 2内線 | 20,000円 |
GoodLine ビジネス (60内線以上は要見積) |
~5内線 | 10,000円/内線 |
20内線プラン | 50,000円/契約 | |
40内線プラン | 50,000円/契約 | |
GoodCall (コールセンター向け) |
月額料金:4,000円/内線 | 10,000円/内線 |
ナイセンクラウドの導入費用
専用アプリをインストールすればビジネンフォンに。NTTドコモ、au、Softbank、Y!mobile、SIMフリーのスマートフォンといった、全てのメーカーに対応が可能。利用環境によって以下の3つのプランから選択します。
プラン | 内線数 | 初期費用 |
---|---|---|
ライト(1人用) | 1内線 | 10,000円 |
ペア(2人用) | 2内線 | |
プロ(中規模以上の会社向け) | 5内線~ |
以上、クラウド型ビジネスフォンサービスを提供する6事業者の導入費用をメインにご紹介しました。
基本的に初期費用0円以外の事業者では、利用規模や環境によってプランが選べ、それぞれ導入費用は異なるので、まずは見積書を依頼することから始めましょう。
2、まとめ
クラウド型ビジネスフォンの大きなメリットは、従来のビジネスフォンよりも導入費用が大幅に抑えられる点です。
今回は、国内のクラウド型ビジネスフォンサービスを提供する6事業者の導入初期費用をご紹介しましたが、ご覧になって分かる通り、各事業者でサービス内容が異なるので、まずは問い合せて見積もりを出してもらう必要があります。
規模が大きくなると、導入費用は50,000円~300,000円と負担は大きくなりますが、従来のビジネスフォンシステムの導入に比べると費用が抑えられるのではないでしょうか。