
起業開業して業績がよくなれば、他の支店や支社、営業所など様々な拠点が増えていくもの。そうなれば当然、各拠点で電話システムを構築する必要があり、その都度まとまった費用がかかってしまいます。
そこで、今注目されているのがクラウド型ビジネスフォン。クラウドPBXとも呼ばれるシステム。スマホに専用アプリをインストールすれば、スマホがビジネスフォンの役割を果たし、拠点間通話の内線化も実現できるのです。
そこで今回は、クラウド型ビジネスフォンの拠点間通話について詳しくご説明いたします。
目次
1、クラウド型ビジネスフォンは拠点間通話も内線化が可能!
起業開業して、順調に売上をあげて業績があがれば事業を拡大するため、一般オフィスなら支店や支社、営業所を開設し、商店や飲食店などは店舗を増やす、姉妹店を開店するなど、拠点が増えていくもの。その際、一般的にビジネスフォンを導入されます。
従来のビジネスフォンは時間とまとまった費用が必要!
従来のビジネスフォンは「電話機+主装置」の組み合わせが基本。ちなみに、主装置は「PBX(電話交換機)」とも呼ばれます。開設する拠点にも電話回線を引いて、主装置(PBX)を設置し配線などの工事を行うため、時間とまとまった費用が必要になります。
また、拠点内の通話は内線で通話できますが、拠点間通話は外線になるため、その都度通話料が発生。例えば東京~大阪など、遠距離通話するときの通話料は当然高くなってしまいます。
このように、拠点を増やすとき、従来のビジネスフォンシステムを構築するには時間と費用が必要になります。大企業であれば、ビジネスフォンを活用してしっかりした電話システムの構築が求められますが、規模が小さい拠点を開設する場合は困ってしまいます。
クラウド型ビジネスフォンは導入しやすく拠点間通話の内線化も実現!
そこで、小規模な拠点を開設するときにおすすめなのがクラウド型ビジネスフォン。その際、本社・本店も合わせてクラウド型ビジネスフォンに変えれば、拠点間通話の内線化が実現できるのです。
まず、クラウド型ビジネスフォンを利用する場合、PBX(主装置)はクラウド上に展開してあるので、通常のPBX(主装置)が不要。さらに、お使いのスマホにアプリやソフトウェアをインストールするだけなので、配線などの工事が不要で電話機すら必要ないのです。
また、PBX(主装置)はインターネットのクラウド上に展開してあるものを利用するので、単純にインターネット環境が整っていれば、どこでも電話システムの構築が可能。一般的に「クラウドPBX」とも呼ばれています。
各拠点やこれから開設予定の拠点もクラウドPBXを活用すれば、拠点間通話がすべて内線通話で対応でき、拠点をまたいだ保留・転送も可能に。さらに、すべてPCのブラウザ上で稼働状況のモニタリングもできます。
以上のように、クラウド型ビジネスフォンは主装置(PBX)と配線工事は不要なので、導入費用の削減。また、拠点間通話をすべて内線化すれば、通信コストの削減と業務効率化も実現してくれるのです。
2、まとめ
事業拡大によって支店などの拠点を増やしていけば、その拠点にも電話システムが必要。その際、従来のビジネスフォンを導入しようとすれば、電話回線はもちろん、電話機や主装置などの機器の購入から配線工事まで、費用と時間が必要になります。
そこで、小規模な拠点を開設するときクラウド型ビジネスフォンの活用がおすすめ。PBX(主装置)などの機器の設置や配線工事が必要ないうえ、拠点間通話の内線化も実現できるので、様々なコスト削減に一役買ってくれます。
ただし、導入費用や月額・通話料金は必要。詳しくは、同サイト内の別記事でご紹介していますので、そちらをぜひ参考にご覧ください。