now loading

スマホをビジネスフォンにできるクラウド型サービスを利用するメリット・デメリット

スマホをビジネスフォンにできるクラウド型サービスを利用するメリット・デメリット

クラウドという単語は最近よく耳にしますが、オフィスのビジネスフォンも例外ではなくクラウドサービスがあります。
単純にお使いのスマホがビジネスフォンになるというもの。

クラウドPBXと呼ばれるシステムが使われ、専用のアプリやソフトをスマートフォンにインストールすることで、オフィスのビジネスフォンのように利用できるようになるのです。一般的に「クラウド型ビジネスフォン」と呼ばれ、数多くの事業者がサービスを展開しています。

そこで今回は、スマホをビジネンフォンにできるクラウド型サービスを利用するメリット・デメリットをご説明いたします。

目次

1、ビジネスフォンのクラウド型サービスの特徴を簡単解説

ビジネスフォンのクラウド型サービスの特徴を簡単解説
皆さまが日々利用しているビジネスフォンは「専用電話機+主装置」の組み合わせが基本。
主装置は別名「PBX」と呼ばれ、ビジネスフォンシステムの頭脳に当たる重要な機器であり、ビジネスフォンは電話機だけ用意しても通話ができません。

そのPBXには、

  • 通常のPBX(主装置)
  • クラウドPBX
  • IP-PBX

と、一般的なビジネスフォンで使われるPBX(主装置)とは別に、クラウド上に主装置を展開するクラウドPBX、IP電話専用のIP-PBXという3種類に分類されます。つまり、クラウド型サービスはクラウドPBXのシステムが用いられ、正確にはクラウドPBX型のビジネスフォンサービスとなるわけです。

このクラウド型ビジネスフォンサービスを利用する際は、主装置はクラウド上に展開してあるので、通常のPBX(主装置)が不要。さらに、お使いのスマホにアプリやソフトウェアをインストールするだけなので、機器の設置や配線などの工事も一切ないのです。

現在では、様々な事業者がクラウド型ビジネスフォンサービスを提供しており、一部ですが紹介すると以下の通り。

  • MOT/TEL(モッテル)
  • BIZTEL(ビズテル)ビジネスフォン
  • GoodLine(グッドライン)
  • shaMo!(シャモ)
  • INNOVERA-PBX
  • 自由放題ビジネスフォン
  • TramCCS Cloud PoweredBy Brekeke

  などなど。

2、ビジネスフォンのクラウド型サービスを利用するメリット・デメリット

そこで、実際にオフィスでクラウド型ビジネスフォンサービスを利用したいときのるメリットとデメリットを考えていきましょう。といっても、デメリットとなる面はほとんどないといえます。

クラウド型ビジネスフォンを利用するメリット

クラウド型ビジネスフォンを利用するメリット

初期費用や運用コストが少ない

クラウド型サービスの最大のメリットは、初期費用が少ないこと。従来のビジネンフォンの導入は、電話機と主装置の購入費から、機器設置や配線、各種データ設定など工事費が必要になります。

一方のクラウド型ビジネスフォンは、アプリやソフトをスマホにインストールするだけ。初期費用はサービス事業者によって異なりますが、10,000円程度が相場、MOT/TELに至っては0円で導入できるのです。

また、メンテナンスなどはサービス事業者側で行うので、故障や定期点検などの運用にかかる費用が一切かかりません。

インターネット環境が整っていればどこでも利用できる

クラウド型サービスは、インターネットを介してクラウド上に展開された主装置を利用して通話が可能になるため、インターネット環境さえ整えればどこでも利用できます。

もちろん、外出先からオフィスに電話するときでも、インターネットの電波が届く場所であれば、内線通話が可能になります。結果的に、通信コストの削減に繋がり、利便性も向上するので業務効率の面でもメリットがあります。

拡張性が高い

ビジネスフォンを増設するとき、主装置の設定や配線など増設工事が必要になります。その反面、クラウド型サービスは主装置がクラウド上に展開されているので、増設にも柔軟に対応できます。

小規模から導入して、後々事務所を拡大するときも追加で申し込むだけなので、拡張性が高いのもメリットの一つです。

プライベートのスマホを利用すれば法人携帯が不要

クラウド型サービスを導入するとき、社員のプライベートスマホにアプリをインストールすれば、会社から法人携帯を支給する必要がなくなるので、その分のコストが削減できます。

また、利用料金についても業務と私用はしっかり分けて請求されるので、プライベートスマホでも安心して利用が可能。業務で電話をかけるときは、会社の電話番号が相手に表示されるので、プライベート面も安心です。

クラウド型ビジネスフォンを利用するデメリット

次に、クラウド型サービスのデメリットはほとんどないといえますが、毎月の月額料金がかかることがデメリットとして挙げられます。導入台数が少なければ問題ないものの、導入する台数によっては高額な月額料金が必要になるケースがあります。

また、クラウド型サービスはクラウド上に展開している主装置を活用するため、サービスを提供する事業者に万一のことが合った場合、サービスの一切を使用できなくなる危険性があります。

3、まとめ

クラウドといえば現在注目の技術であり、企業などの法人の電話でもクラウド型ビジネスフォンサービスが注目されています。基本的な仕組みは、インターネットのクラウド上に主装置(PBX)を展開し、サービス事業者のアプリやソフトをインストールすることで、スマホがビジネスフォンのように使えるようになります。

メリットは何といっても初期費用が少なく導入でき、インターネット環境が整っていればどこでも電話システムが構築できることです。ビジネンフォンの導入費用でお困りの法人の方は、クラウド型ビジネスフォンを検討してみてはいかがでしょうか。

PAGE TOP